長嶋有「僕は落ち着きがない」の感想

以前書いた記事で、長嶋有の「ぼくは落ち着きがない」を半分まで読んだと書いたけど、無事読み終わることができました。

本を最後まで読めるようになるにはどうしたいいか考えた - かくものの

この本は、とても、自分に合ってるなって、読んでいて感じていて、とても好感が持てる作品だなと思いました。

少し話に触れているので、見たくないなって思う方は、ここで引き返して下さい。

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日向坂46とコラボしたカバー。

この本は、高校の図書部員の望美という女の子の視点で、図書部員としての日常が書かれています。

何か主人公達が使ってる携帯がガラケーだったので、大分前の作品だなって思いました。

図書部の雰囲気はとてもよくて、結構自由にやっていることがすごくいいなと思って、私もこんな部活があるんだったら、入りたいと思いました。

図書部員の中に、ナス先輩という人がいるのですが、望美に作家になると言い放ち、書いた小説を読んでくれと渡してきたのですが、何だかその内容が面白かったです。

私はてっきり、ナス先輩は作家になるというぐらいだから、めちゃめちゃ素晴らしい文章を書くのかと思っていたら、違ってて、拍子抜けしました。

でも、私も、こんな小説を、知り合いから読んでほしいって渡されたら、楽しんで読むだろうなって思いました。

 

なかなかこんなに、自分に合ってるって本にはなかなか出会えないものですが、今回の本は私にとって、当たりでした。

最後の方は寂しい気持ちになりました。

でも、ラストは、望美にとっては希望となるような終わり方でしたね。

この作品がよかったことで、味を占めてしまったので、今度、日向坂文庫のコーナーを見かけたら、もう一冊買ってみようかと思いました。

おしまい。