出かけても自分の世界に浸りたい私

ショッピングセンターにそんなに用事もないのに行く機会があり、うろうろしたのだが、人が怖くて、女の子達が笑っている声を聞いただけで、私の事を笑っているのかもしれないとおどおどして歩いたりした。時間はあったのに、商品をろくに見て買うことも出来ず、気が付いたら、昼になっていた。

フードコートで、気になっていた、餃子定食を注文して、それを運んで席に着いた瞬間、どっと疲れを感じてしまい、折角の餃子なのに味わって食べる事が出来ず、食後にアイスを食べようと思っていたのに、餃子定食で満腹になってしまったので、食べる事が出来なかった。

本当は、食べた後、そのままフードコートで、ゆっくり休んで、自分の世界に入りたかったが、結局そうしなかった。

その後、ハンカチを買い、椅子に座っていると、おばさん達三人がやってきて、私の隣の席に荷物を置き、一人のおばさんを残して、トイレに行っていた。

荷物を見てあげるからと言って、残ったおばさんは荷物を見ず、店の商品を見ていた。

不用心にもほどがあるが、まぁ、そういうものかもしれない。

私はしばらくして、立ち去った。

せっかく、ショッピングセンターに来たのに、考える事といったら、早く小説の世界に浸りたいという願望ばかりだったという、つまらない私の日常。